季節はずれの暖かさに急かされるように開花した園庭の桜とともに卒園式を迎えました。入園したばかりを思い起こせば、まるで昨日のことのように鮮明に蘇る一場面一場面。可愛らしくも頼りなかったあの頃から今日まで、いろいろなことがありました。コロナが日常となった３年間、制限も多かった園生活。だからこそ平穏な日々のありがたみや大切さを思い知る時間でした。決して悲観的なことばかりではなく、友達や先生と過ごした楽しい思い出が卒園生たちの表情から伝わってきます。この先にどんな未来が待ち受けているかはわかりませんが、「あたりまえ」のことを「ありがとう」と感じる気持ちを忘れずに、みんなが成長できる明日であってほしいと願っています。