ひんやりとした冬の朝の空気と暖かな日差しが園庭を包んでいます。開場10分前、すでにホール入り口から階段にかけて親御さんの列ができていました。お子さんの活躍を楽しみに その姿を一番いい席で見届けたい、そんな気持ちが伝わってきます。そして、続々と会場は園児のご家族の方でいっぱいになっていきました。
　
　年長児の開会のあいさつの中、幕の内側・ステージで今か今かと出番を待つ年少児の子どもたち。はじめての発表会を迎えた子どもたちの胸の中はどんな想いだったでしょう。そして幕が開き、会場の人たちの姿が一気に目に飛び込んできた瞬間の胸の高鳴りは、きっとこれまで経験しえないものだったかもしれません。そんな中でも会場に響き渡る歌声にただただ胸が熱くなりました。
　
　歌や器楽合奏はじめ遊戯や劇など、今日の発表会に向けて先生や友達と一緒に練習してきたことをステージで発揮する姿を、会場からも大きな拍手で応援していただきました。園児たち一人ひとりがそれぞれの衣装を着て躍動し、役になりきり、表現を見てもらうことの喜びを感じてくれたことに期待しています。会場に足を運んでくださいました皆様にも、お子さんのまた一歩成長した姿、園児たちの一生懸命な姿をご覧いただけたことを願っています。