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節分会

2017/02/03

 鬼はなぜ怖いのでしょう? それは、ツノを生やして睨みつけるような表情、あっという間に食べられそうなくらい大きな口と鋭い牙、虎の毛皮を穿き筋肉隆々の大きな体、、、私たちがイメージする鬼はだいたいそんな姿でしょう。子どもたちが怖がるのはまずその“外見”ですよね。でも本当に怖い理由は、そもそもなぜそんなものがいるのか、どこにいて どこから来るのか、、、知らないことが多いからこそではないでしょうか。子どもの頃に多くの人が鬼を怖がり、やがて「鬼」という存在の意味や「節分」という行事の意味を学んでいきます。
 
 ヒイラギの枝にイワシの頭を刺して飾る、「鬼は外、福は内」豆をまいて家の中の邪気を追い払うとともに福を呼び込む、歳の数またそれより一つ多く豆を食べる、そして今では恵方巻を食べる習慣も広まっています。子どもの頃に教わり経験した記憶が、大人になって今度は“伝える立場”になった時の大きな原動力になるのだと思います。そんな想いから、伝統行事の一つ一つをご家庭の皆様とともに大切に子どもたちへ伝えていきたいと考えています。
 
 最後になりましたが、今日の節分会にご協力いただきました保護者の皆様に厚く感謝申し上げます。ありがとうございました。
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