前日の夜は、てるてる坊主にお願いして、わくわくしながら眠りに就いたお友達もいたでしょう。お家の人と一緒にバスの乗車場所に集まった子どもたち。雲のカーテンからほんの少しだけ顔を出したお日様に、みんな祈るような気持ちでした。
　
　バスの中では、歌をうたったりゲームをしたりと盛りあがる一方で、外の雲行きは更にあやしくなっていって、とうとう雨粒が窓ガラスにひとつ、またひとつ・・・。
　目的地に到着したときは、ギリギリ傘なしでも歩ける雨でしたが、時間が経つにつれシトシト雨になっていきました。
　全体会では、歌に合わせてお家の人と一緒にスキンシップを楽しみました。心をこめて作ったプレゼントをもらったお父さんたちをはじめ、みなさんの笑顔にほころぶ顔が印象的でした☆
　
　もしもの雨天でも屋内でたくさん遊べる施設はあるのですが、きっとみんなが楽しみにしていたはずのＮＥＷアトラクションは休止となってしまい、それがすぐ目の前に見えるだけに残念だったと思います。
　でも、行く先々で子どもたちがお家の人やお友達と楽しそうにはしゃいで遊んでいる姿を見て、ホッとひと安心、こちらも自然と楽しい気分にさせてもらえました。（少し大袈裟かもしれませんが、）目の前の環境の中で楽しさを見つけ、それに没頭できる子ども本来の素晴らしい力を見せてもらった気がしました☆
　
　帰りのバスでは、遊び疲れて眠っているお友達もいれば、まだまだ眠気知らずなお友達も。わが子を追いかけヘトヘトになった方もいたでしょう (^^)
　いただいた感想の中に、「お天気には恵まれなかったけれど、親子で楽しい時間を過ごせました」という嬉しい声もたくさん聞けました。
　参加くださったお父さん、お母さん、兄弟姉妹のみなさん。園児たちにとって何よりいちばん安心できる人たちと一緒に楽しく過ごした遠足は、すてきな思い出になったはずです☆　ご協力をどうもありがとうございました。